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測量のやり方

(3)測量の作業(つづき)

ここまでで基準点の座標が得られました。最後に境界点を観測して座標を得ます。下図のようにT!、T2、T3それぞれに測量機を置いて、各境界点を観測します。

境界点の計算                                  

            


基準点を観測したときと同じ要領で観測します。基準点から境界点までの方向角と距離がわかれば、その境界点の座標が得られます。

座標が得られれば、これを使っていろいろな計算ができます。例えばポイント間の距離や各ポイントを結んだ図形の面積等、あらゆる計算が定規や分度器を使わずに精密な値を得ることができます。


ここまで測量の仕組みを、なるべく簡単な形で説明してきました。もちろん実際には、ほかにたくさんの作業や計算があることは言うまでもありません。

因みに、今回説明したような座標系を任意座標系と呼び、従来一筆地測量で採用されてきたものです。現在は世界共通の座標系である世界測地系を使用することが原則になっています。



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