東京の不動産表示登記こもり土地家屋調査士事務所

TEL. 042-387-0335

E-mail.komori@sokuryou-chousashi.com

測量のやり方

(3)測量の作業

それでは実際に現場の測量をみてみましょう。

基準点の配置                           
上の図のように、境界点1〜4で囲まれた土地を測量してみます。
まずT1・T2・T3と名付けられた、基準点と呼ばれるポイントを設置します。ここに測量機を設置して観測します。


基準点の基線


















まず座標系を作り、T1の座標を決定します。北方向をX軸として、T1のX座標を10.00m、Y座標を10.00mとしました。

T1に測量機を置いてT2を観測すると、方向角30°距離15.000mの値が得られました。これを前項で説明したとおり、T2の座標が計算によって得られます。上図中に関数の値を入れておきましたので、試しに計算してみてください。
基準点の新設

次にT3の座標を求めます。引き続きT1の測量機からT2方向とT3方向の間の角度とT3までの距離を測定します。

T2とT3の間の角度(夾角といいます)は80°になるので、X軸からの角度(方向角)は110°になります。これでT3の座標が得られることになります。



トップページ >> 測量に使う道具 >> 測量の計算 >> 測量の作業 >> 測量の作業つづき

→こもり土地家屋調査士事務所のホームへ戻る


ナビゲーション

バナースペース

こもり土地家屋調査士事務所

〒184-0004
東京都小金井市本町1-15-9

TEL 042-387-0335
e-mail:
komori@sokuryou-chousashi.com